アウターケース
2.ホワイト・クリスマス/ザ・ピーナッツ
3.サンタが町にやってくる/伊東ゆかり
4.神の御子は今宵しも/鹿内タカシ
5.赤鼻のトナカイ/木の実ナナ
6.ジングル・ベル/ザ・ピーナッツ
7.別れのワルツ/田辺靖雄・梓みちよ
8.きよしこの夜/田辺靖雄・梓みちよ
9.もみの木/鹿内タカシ
10.ベビーズ・ファースト・クリスマス/伊東ゆかり
11.ブルー・クリスマス/ほりまさゆき・寺内タケシとブルー・ジーンズ
12.クレイジーのクリスマス/ハナ肇とクレイジーキャッツ
ＣＤジャケット
クリスマス・アルバム。当時、このアルバムをプロデュースした渡辺氏の世界に通用する、
時代感覚は、すばらしいと感じます。また、ステレオ盤（SKJ-1030）とモノラル盤(KC-47）が
発売されていたとあり、当時、日本もアメリカと同じように、こんな発売のされ方がされてい
たのだと驚いた。１９６３年といえば、スペクターのクリスマス・アルバムが発売された年で
もあり、日本のクリスマス・アルバムの中では、重要かつ歴史的な一枚ではないでしょうか。
曲は、コニーフランシスのカヴァーの１０のやエルヴィスの１１、そして、ピーナッツの６がお気
に入りです。そして、何と言っても、クレイジーのクリスマスは、楽しくて、宗教なんて関係ない、
お祭り的な日本のクリスマスを唄う曲です。作詩は、クレイジー作品を手がける青島幸男氏と
作曲の荻原哲晶氏の作品です。楽しいこと受け合いです。「クリスマスとは・・・西洋のお正月
/クリスマスとは・・・大売出しの日/サンタのじいさん、酒もっておいで・・/七面鳥をみんなで食
おう、サンタのじいさん、毛を抜いておくれ」てな、具合です。ライナーの中で、萩原健太氏も触
れておりますが、クレイジー研究家でもある、大瀧詠一氏の「クリスマス音頭」は、この曲にイン
スパイアされて、出来たのかも知れませんね。
ＣＤ番号：KICS144
発売日：1991/11/5
